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特に日本国内企業については、国内での競争を重視しているから、海外の「その国で独占的な地位を有する」とか「人口が多く国内市場が大きい国を拠点とする」ような多国籍企業が相手になる場合はスケールメリットで負けて足元を見られた価格で部品や燃料などを買わせられるとは昔から言われたことで、こういう需給逼迫局面になるとつらい。

PCパーツ、Lenovoみたいなグローバル大手メーカーはスケールメリットがあるからまだ安定して調達できるだろうけど、自作だけじゃなくてホワイトボックス系みたいな中小メーカーにとっては、ここまで需給逼迫すると調達力に不安がある

日本のスマホに「9万円の壁」がある理由 - ケータイ Watch
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/ishikawa/2032220.html

「10万円を超えると途端に手を出しづらくなる」とだけ書いてあるが、割賦販売法で10万円未満のスマートフォンを分割払いで購入する場合にはローン審査が免除されていることが理由かと。
いずれにしてもこのためにミドルレンジスマートフォンは価格を抑えなくてはならないので、世界的に売り上げ台数が多くスケールメリットが得やすい中国メーカーが有利になりやすい