【3日間インターネット】の検索結果
放送波の受信ができないと災害の時に困ると私は言い続けている。東日本大震災でインターネットのバックボーンが被災して、余震や原発事故の脅威の中で3日間インターネットは利用できず、放送がなければ刻一刻と変わる状況に関する情報を全く得られないことになっていたから。
NHKの受信料も、放送は装置産業であって、そういうことが起きてから機材や人員を整備するわけにはいかないから、平常時から体制を健全に維持するために必要なものという認識。
3月11日。あれから14年。
当時は会津若松の実家から通学する大学生。アルバイト先には休みを入れ、所用で横浜に向かう母親を駅で見送って自宅に戻ったらスマートフォン(IS03)の緊急地震速報が鳴り、経験したことのない揺れに襲われた。
当時自室にはHP ML115と古いPCのマザーボード入れ替えたやつの2台の自宅サーバー機があったが、揺れの影響で電源関係設備がずれて停止。余震が続く中復旧作業をしようとしたが1時間後にネットが不通になっていることに気づき復旧作業中断、そのネット不通は3日くらい続いた。
(後に原因は実家のプロバイダであるKDDIの設備の被災と判明。このためスマートフォンも巻き添えを食らっており3日間インターネットは全く使えない生活が続いた)
普段「SNSやネットで情報を得る層」であったとしても、いわゆる「旧来のメディア」を無視することはできない。
それは、東日本大震災のとき、モバイル・固定とも3日間インターネット不通になり、危機的な状況のなかでの情報をすべてテレビから得ることになって思ったこと。
※福島県会津若松市の当時の自宅(実家)では停電・断水等のライフライン被害があったわけではない。ネット不通はKDDIのバックボーン設備が津波で被災したため。