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【自分の臣下たちの世情】の検索結果
「彼女たちはコミアン(女の呪術師)です。私たちは自然信仰をし、死者の霊や祖先の霊、森の精などを崇拝している。コミアンは私たち俗世の人間と、精霊たちとの仲立ちをする。彼女たちは今夜、踊りながら、精霊たちの言葉を私たちに伝えてくれるのです」
「コミアンたち呪術師は、祖先霊や自然の精霊と対話し、王様の精神的な権威を支える。普段は他の人々と同じ生活をしているが、夜になると、訪れた人々の相談に応じます。コミアンたちは、村の誰がどんな悪いことをしているか、いけない考えを持っているかを皆、知っている。王様はコミアンから報告を受け、自分の臣下たちの世情を知ることができるのです」
近代国家との比較で言えば、前近代的で無知蒙昧な統治制度ということになる。ただ、コートジボワールで大統領制や近代行政といったものは結局、社会正義実現の観点から、人々の信頼を十分勝ち得ていない。役人も裁判官も、恣意的で汚職まみれ、と思われている。それに比べれば、部族が伝統の中で築き上げてきた社会制度の方が、よほどしっかり人々に受容され、機能している、と思った
https://www.sankei.com/article/20250423-27GJ7BBWQJJFPMRL3S2TAXZC4Y/