【現場周辺】の検索結果
八潮市は昭和の大合併において、「八条」「八幡」「潮止」の3村合併で村として成立し、その後市制施行した。
「潮止」は、潮の満ち引きにより東京湾の海水がここまで遡上してくる(つまりここより下流は汽水域)という意味合いの地名である。
一方で、縄文海進の時代は海中であった地域であり、土壌的な条件としては河畔砂丘となっている。事故現場周辺で行われたボーリング調査によると、砂やシルトを主体とした、貝殻や腐敗した植物などを含む地層となっており、N値は2以下と極めて脆弱な地盤となっている。
https://x.com/denkochan_plc/status/1884893878341513297
砂を中心とした軟弱地盤のため現場周辺で土砂の崩壊が進んでおり、トラックのキャビンへの到達が困難な状況だから当然運転手にもアクセスできていない。
すでに崩壊したコンクリート片との衝突などでレスキュー隊員が2人負傷しており、穴の中に入って運転手を直接救助するという作戦は断念された。そこで車両の引き上げを図ったが荷台部分とキャビンとが分離してしまいキャビンは土砂に埋まったまま、しかも車両を引き上げたことによって現場周辺の土砂崩壊が加速するという難しい状況。
運転手を救うばかりか判断を誤れば多くの人命に影響するし、120万人に下水道の使用制限発令、現場周辺では光ファイバーも切断されているという状況を思えばそちらの復旧も急がなければならない。
いまTBSニュースで、穴が広がっており、新たに沈下が見込まれる部分にガス管が通っていることからガス爆発の危険性があるとして、現場周辺に避難指示が出されたと報じられた