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【再国営化】の検索結果


コロナ禍を経て「再国営化」に向かう英鉄道の事情(2021/6/19)
https://toyokeizai.net/articles/-/435119

イギリスの現在の鉄道運行:ネットワーク・レールという国営企業が線路を保有し、複数の民間企業が運行会社として参入してそれぞれでダイヤや運賃を設定する上下分離方式(運賃は運行会社に入り、ネットワーク・レールに線路使用料を、車両保有会社に車両使用料を払う)
→ しばしば線路保有と運行会社との調整不足による混乱を呈した

再国営化後:国が設立する「グレート・ブリティッシュ鉄道」(GBR)という企業体に運賃やダイヤ設定の権限を移管。一方営業は「旅客サービスオペレーター」(PSO)に委託。運賃はGBRに入り、GBRはPSOに委託料を、車両保有会社に車両使用料を払う


英国の鉄道「再国営化」スタート 民営化から30年、施設・運行の一体管理に移行
https://news.railway-pressnet.com/archives/76636

ここで注意したいのが、民営化以後のイギリスの鉄道は上下分離方式かつ、同一路線に複数社の運行を認めていた点。
日本の場合は大多数の路線で、一つの企業が線路の保有と列車の運行を一体で行う方式であり、線路の保有者と異なる事業者が運行する方式でも調整が困難なほど多数の業者が関係している例はない(JR貨物が貨物列車を走らせている線区、目黒-白金高輪における東京メトロと東京都交通局、七尾-和倉温泉間におけるJR西日本とのと鉄道などが2社が列車を運行している例)